K visa
Fiancé(e)/Spouse
K-1ビザ(婚約者ビザ)
K-1ビザは、米国市民と結婚を予定している人が米国に入国するためのビザです。
申請者が米国入国後90日以内に結婚すること、婚約者同士が過去2年以内に直接会ったことがあることなどが条件となります。
申請の大まかな流れは次の通りです。
①USCIS(米国移民局)にフォームI-129F(婚約者請願書)を提出する。
②USCISより承認を受けた請願書をナショナルビザセンター(NVC)※に送付する。
③NVCよりビザ申請者の居住地を管轄する米国大使館/領事館に転送される。
④必要書類を用意して大使館/領事館で面接を受ける。
※NVC: 米国国務省の一部門で、移民ビザおよびKビザの申請プロセスを管理する機関です。
申請者
1. 結婚する二人のどちらかがアメリカ国籍を保持していること
2. 二人とも法的に結婚できる状況であり、婚約者ビザでの入国後90日以内に入籍すること
3. 請願書を提出する直前2年以内に直接会ったことがある
必要書類
1.請願書 Form I-129F
2.アメリカ国籍者であることの証明書類
・アメリカが発行している出生証明書の写し
・アメリカへ帰化したことの証明
・帰化前の国籍証明書
・アメリカ国籍者として海外で出生した場合はFS-240 (Consular Report of Birth Abroad(CRBA))(詳細はこちら)
・有効期間が5年以上あるパスポート又は米国パスポート所持者であることを証明する米国領事による声明書原本
3.離婚歴、死別などがある場合は、前婚が終了していることの証明書
・最終的な離婚判決
・前配偶者の死亡証明書
・離婚がわかる戸籍謄本
4.パスポートサイズの証明写真
カラー写真・2.5㎝×2.5㎝・背景白 *写真裏にフェルトペンで名前とA-number(ある場合)を記入
5. 養子縁組や、結婚、法的手続きで別の名前を使用したことがある場合はその証明書類
6.Form I-94 出入国履歴 こちらで取得してください。
7. 入国後90日以内に結婚する意志があることの証明書(Intention to Marry Within 90 days of Entry)
・K-1非移民として米国に入国後90日以内に結婚する意志があること
・双方の名前と署名 が含まれていなければなりません。
8. ビザ申請書類提出前の2年間に直接会ったことの証明書類
・出会った経緯や交際開始のきっかけ、プロポーズまでなど詳細を説明したレター
・航空券、パスポートのスタンプのページ、二人の名前の入ったホテル予約票および領収書、写真など
その他サポートレター
・共通の友人からレター
・双方の親からのレター など
9. 犯罪歴がある場合
・判決、調書判決、略式命令など
10.申請料金 $675 *郵便為替、小切手、キャッシャーズチェックまたはG-1450を使用しクレジットカードで支払います。小切手での支払いの際は、支払い先を”U.S.Department of Homeland Security”に。
複数の申請書を提出する場合は、それぞれに申請料金を支払う必要があります。
11. USCIS Lockboxでの書類受領通知連絡が必要な方は、Form G-1145
上記の書類を下記住所に郵送します。
U.S. Postal Service (USPS):
USCIS
Attn: I-129F
P.O. Box 660151
Dallas, TX 75266-0151
FedEx, UPS, and DHL deliveries:
USCIS
Attn: I-129F (Box 660151)
2501 South State Highway 121 Business
Suite 400
Lewisville, TX 75067-8003
*そのほか注意事項
住所の変更があった住所変更より10日以内にUSCISに連絡してください。
I-129Fが許可されるとDOS National Visa Center (NVC)より大使館に連絡され、大使館より面接の連絡が入ります。
K-3ビザ(配偶者ビザ)
K-3ビザは、米国市民とすでに結婚している人が米国に入国するためのビザです。
K-1ビザとの違いは、すでに結婚しているかどうかであり、K-3ビザには有効期限はありませんが、米国入国後に永住権への切り替え手続きを行う必要があります。
申請の大まかな流れは次の通りです。
①米国市民である配偶者よりUSCIS(米国移民局)に対してForm I-130(外国人親族請願書)を提出し、Form I-797(受領通知書)の発行を受ける。
①米国市民である配偶者よりUSCIS(米国移民局)に対してフォームI-129F(配偶者請願書)を提出する。
②USCISより承認を受けたケースファイルがナショナルビザセンター(NVC)に転送される。
③NVCよりビザ申請者の居住地を管轄する米国大使館/領事館に転送される。
④必要書類を用意して大使館/領事館で面接を受ける。
面接に必要な書類 K1ビザ申請料$265
1. Form DS-160
2. パスポート
3. 出生証明書(英語でない場合は英訳要)
4. 離婚歴や死別がわかるもの(戸籍謄本と翻訳書類)
5.警察証明書(申請者含み子供も16歳以上であれば必要です)
6.健康診断書
7.財政支援証明 I-134
銀行口座情報(年間預金額、口座開設日など)
雇用証明(雇用開始日、役職、職種など)
給料証明
U.S税務庁に提出した納税証明書
8. 2.5㎝×2.5㎝の写真(カラー、背景白、眼鏡非着用)
9. アメリカ国籍者との関係がわかる書類(I-129提出時に作成したレターや写真など)
大使館での面接で許可されると6か月有効なビザが貼付されたパスポートと提出書類と大使館からの書類が入った小包が渡されます。*この小包は開封できません。米国に入国する際に、DHSの移民官が開封します。
入国後のGreen Card 申請や就労許可申請、Social Security Number の手続きはこちらを参照下さい。
まずはご相談を
Kビザの手続きは煩雑で、非常に手間と時間がかかります。また、米国の当局は偽装結婚による不法移民に対して、非常に警戒しており、慎重な審査を行っていると考えられます。申請の際は、専門家の助言をもとに万全の準備を進められてください。
サポートの内容
当事務所では、ビザ申請のサポートをワンストップで行っています。
DS160
ビザ申請の際は、「DS-160」というオンラインフォームから必要事項を英語で入力する必要があります。
当事務所の申請サポートには、DS-160の入力サポートが含まれています。
書類作成/資料翻訳
渡航の目的、ビザの種別や申請する方の状況・背景ごとに必要な書類は様々です。また、申請書類は、原則英語のものを提出する必要があり、英語以外の文書については、翻訳したものを併せて提出しなければなりません。当事務所の申請サポートには原則、必要書類全ての作成と翻訳が含まれています。
面接予約
ビザ申請に必要な書類等の準備が完了したら、領事官との面接予約を行う必要があります。当事務所の申請サポートには、面接予約代行が含まれています。
面接コンサルティング
当事務所の申請サポートには、面接コンサルティングが含まれています。
オンラインによる面接練習とあわせて領事との面接における注意点等をお伝えします。