昨年の、急激なコロナ感染拡大を受けて、アメリカ大使館・総領事館の領事業務がストップしたのは昨年3月末でした。
数か月の領事業務停止後、徐々にJやE,Fなどの非移民ビザや配偶者ビザなどの移民ビザの面接は再開されたものの、B1B2ビザの優先順位は低く面接予約さえもできない状況が続きました。
面接予約をするにしても緊急渡航目的を求められ、アメリカでの看病やお葬式に参列するなどの緊急に渡米を要する理由がなければ面接さえもできない状況でした。
其の後、大使館のHPでは「Bビザを除く」非移民ビザ面接が可能との表示が続きましたが、そのような中でも、予約さえできればBビザの面接予約は可能であったものの、度重なる東京や大阪の緊急事態宣言発出を受けて、面接予約が直前でキャンセルされるなどの事態が頻繁に発生しました。
多い方では、3回もキャンセルされました。
このような状況を経て、ようやくアメリカ大使館HPにて8/30以降Bビザの面接を開始すると発表されました。併せて、面接枠も大幅に増枠されています。
福岡もBビザの面接が再開されましたが、札幌はまだのようです。
東京、大阪の面接枠は、大幅に増枠されており、現時点で12月まで予約枠を確認できるので十分な選択肢があるように思います。これから、申請される方が殺到し、面接枠がなくなってしまうなどの事態は考えにくいですが、ご都合に合わせて予約可能なあいだに、面接予約だけされておいてもいいでしょう。
さて、アメリカホワイトハウスは今月20日、今年11月上旬より空路でアメリカに入国する外国人の成人に対しワクチン証明を義務付けると発表しました。
11月以降に渡米を予定されている方は、お早めにワクチン接種やワクチン接種証明取得のご準備をお勧めします。
行政書士佐藤智代法務事務所ではアメリカへの渡航にESTAを利用できない、過去のビザ申請却下歴、入国拒否歴、逮捕歴/犯罪歴、ESTA拒否歴、オーバーステイ歴がある方のビザ申請サポートを行っています。アメリカ出張、旅行にビザが必要な方は、お気軽にご相談ください。
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