日本人の海外への出国者数は、コロナ前は毎月およそ150万人~200万人であったものが、コロナ後はおよそ1%まで激減しました。しかし、2022年に入って徐々にその数は回復傾向にあります。2021年7月いおいて、日本人の海外の出国者数は、約43,000人であったのに対し、今年の7月は約28万人とおよそ6倍。今後も海外への出国者数は増えていくと思われます。同様にオーストラリアへの渡航者数も増加していくでしょう。
日本国籍の方であれば、観光や出張目的で一定の要件を満たしていれば、ETA( Subclass601 )で渡航することができますが、それ以外の場合は、目的に応じたビザの取得が必要となります。
オーストラリア内務省のHP内にビザのリストが掲載されており、大きく以下のカテゴリ(クラス)に分かれています。各クラスの下にはSubclassがあり、Subclassの下にはさらにStream(種類)がぶら下がる構成になっています。そして、各Streamにはそれぞれの要件や可能滞在日数が設けられています。例えば、ETAを用いずに観光目的で渡航する場合は、Visitor visas → Visitor visa(subclass600) → Tourist stream(apply outside Austraria)を申請することとなります。
○ビザのカテゴリ(クラス)
Visitor visas(訪問ビザ)
Studying and training visas(留学ビザ)
Family and partner visas(家族ビザ)
Working and skilled visas(就労ビザ)
Refugee and humanitarian visas(難民ビザ)
Other visas(その他)
各クラスの下のsubclassやstreamについての概要はこちらで改めてご説明していきます。
また、現在、弊所においてサポートしているのは、Visitor visa(subclass600)のみですが、今後、これ以外のビザもサポートさせていただく予定です。
その際はこちらで告知いたしますので、お気軽にご相談くださいませ。